コトクラゲ

【分類】

有触手網クシヒラムシ目コトクラゲ科

【体長/分布】

10~14㎝、駿河湾、相模湾など

相模湾や駿河湾などの、40~150mの深い海底の岩や石に固着して暮らしている非常に珍しいコトクラゲ。海洋生物の研究者としても知られた昭和天皇により、1941年に発見された当初は「何かわからない生物」として記録されていましたが、京都大学の駒井卓博士によって、竪琴(ハープ)に似ていることからコトクラゲと命名されました。そういう経緯から、学名にラテン語で「皇帝」を意味するimperatorisと献名されています。そしてコトクラゲは体内から細長い触手を伸ばし、プランクトンやオキアミを捕食します。コトクラゲの長い触手が潮の流れによりゆったりと漂う様は、なんとも幻想的で優雅です。採集が難しく水族館展示が少ない激レアの生き物です。

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