
らんちゅう(3歳)
【分類】
コイ目コイ科フナ属
【体長/分布】
最大25㎝、原種/和金
金魚の王様と呼ばれるらんちゅう。背びれがなくずんぐりとした魚体で、頭部や眼下部にある隆起した肉瘤が特徴です。江戸期の『金魚養玩草』にすでに「卵虫」として記述があり、
和金から繰り返し淘汰されて背びれのない”マルコ”を経て、現在見る姿になったのは明治時代以降とされています。頭頂部や眼下部、鰓蓋部に肉瘤が均等に発達しているものを”シシガシラ(獅子頭)”、頭頂部が特に発達しているものを”トキン(兜巾)”型、鰓蓋部が特に発達しているものを”オカメ(お亀)”と呼んでいます。