
琉金
【分類】
コイ目コイ科フナ属
【体長/分布】
最大18㎝、原種/和金
和金の突然変異として生まれた尾びれの長い個体を淘汰し固定された品種です。安永・天明年間(1772~1789)に中国から琉球を経て薩摩に輸入されたもので、琉球を経てやってきた金魚ということで「琉金」と名づけられました。体高が高く丸味を帯びた体型で、頭は小さく、口の先が尖った形態をしています。各ひれは長く、特に尾びれが変化に富んでいて、三ツ尾、四ツ尾、サクラ尾とがあり、長い尾びれをなびかせて泳ぐ姿は優雅そのものです。体色は紅白(更紗)、赤が基本の非常に人気の高い金魚です。