
オットセイ
【分類】
哺乳網食肉目アシカ科
【体長/分布】
体長/1.4~2.1m、おもな分布/北太平洋、アフリカ南岸、オーストラリア南岸
北太平洋やアフリカ南岸、オーストラリア南岸などに生息するオットセイ。古くから高価な毛皮や、精力剤などの漢方薬に利用されてきたオットセイですが、その日常はまさに過酷です。基本的に1匹のオスが複数のメスを独占してハーレムを形成します。メスをめぐる戦いに敗れたオスは、不便な場所で、同じ境遇のオスとまとまって群れをつくって生活します。中にはリベンジを果たすオスもいますが、多くはメスとの交尾の機会を得ることもなく、同性の集団の中で一生を終えることになります。それでも破天荒なオスになると、ペンギンを相手に目的を果たすものもいるといいます。その理由は分かっていません。