見ているだけで自律神経が整う!
クラゲの癒し効果がすごい!!

ふわふわ、ゆらゆら……水族館の人気エリア

「癒される」「ずっと見ていたい」「落ち着く」etc・・・
水族館のクラゲ展示の前ではよくこんな声が聞こえてきます。
ふわふわと独自のリズムで水中を漂い泳ぐクラゲはなんともいえない癒しを私たちに与えてくれます。
なぜ、クラゲに癒されてしまうのでしょう?

科学的に証明されたクラゲの癒し効果

このことについて、日大生物資源科学部が2005~08年、クラゲに関して行ってきた様々な研究があります。
まず2006年入学の海洋生物資源科学科学生のうち144名を対象に、新江ノ島水族館見学を機にアンケートを実施。それは「水族館展示動物の癒しに関するアンケート」というもので、水族館見学の前後に1回行われました。主な設問は好きな動物と癒しを感じる動物を聞くもので、好きな動物は見学前と見学後でそれぞれイルカが最も多く、クラゲの場合はそれぞれ19位、3位、癒しを感じる動物については、見学前はクラゲはイルカに次ぐ2位でしたが、見学後はイルカを抜いて1位に。このことからクラゲに癒しを感じる比率がもっとも高いといえます。こういう点に着目して、2000年代半ばからクラゲの展示に力を知れている水族館が増えているといいます。

現在約50種以上ものクラゲを飼育し、世界最大のクラゲ水族館と称される山形県鶴岡市の『加茂水族館』をはじめ、古くからクラゲの飼育に力を入れ圧巻のクラゲファンタジーホールで訪問者を魅了する神奈川県藤沢市の『新江ノ島水族館』、幅9m、奥行き35mという大空間にいくつもの円筒型の水槽が並び、その中で優雅に泳ぐクラゲたちを音と光で演出するジェリーフィッシュランプを有する東京都港区の『エプソンアクアパーク品川』など、とくに有名です。

このように人の感性においてクラゲの癒し効果があることが分かりましたが、科学的な実験でもそのことが実証されました。
クラゲの映像を収録したDVDを鑑賞した前後に、ストレスを感じると上昇する唾液中の物質・クロモグラニンAの濃度を測定(注1)したところ、鑑賞後には数値が低下することが判明。また脳の血流量からストレスの状況を見る光トポグラフィー試験(注2)からも、クラゲDVD鑑賞後は血流量が減り、ストレスが軽減されることが確認されているのです。同大の広海十郎教授によると「スローテンポな泳ぎや傘の拍動、不思議な形からくる非日常や神秘性が、忙しい現代人の心に響くのでは」と指摘しています。

(注1)
ストレスを感じると分泌される唾液クロモグラニンA(以下Cg A)と脈波を物差しとした測定。被験者の平常時の唾液採取、脈波測定を行い,その後ストレス負荷として計算問題を5分間行い、このストレス負後の唾液採取、脈波測定を行った。その後クラゲのDVDを見てもらい、鑑賞後に再び唾液採取、脈波測定を行う。

(注2)
光トポグラフィーの測定原理は人体に無害な近赤外光を光ファイバーから照射して、大脳皮質(脳の表面)から反射して戻ってくる光を測定することで,脳の血流量の変化を観察するもの。クラゲの静止画、通常遊泳の動画、通常遊泳をコマ送りにした不自然な遊泳の動画の3つの映像の含まれるDVDを15分間鑑賞してもらい、その脳活動を測定。なお,それぞれの映像の前にストレス負荷として暗算問題を入れてある。

【出典】

『クラゲ観賞癒やし効果 脱力系の舞い、時を忘れる』
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20130627-OYTEW51987/

『海洋動物クラゲ類のヒーリング(癒し)効果の科学的検証』
http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~ken-jimuka/H19/H19gakuzyutsukouen/3.hiromi.pdf

なぜ、クラゲの映像で自律神経が整うのか?

また、テレビや多くのメディアで活躍する医学博士で、現在彩の国東大宮メディカルセンター眼科科長の平松類先生はクラゲと自律神経のとの関係をこう指摘します。

目から入る情報は9割ともいわれています。人間は目から入る光によって朝や夜というのを感じています。夜寝るときは体を落ち着かせようとしてよりよい睡眠をとれるようになります。朝、目覚めて光を見ることで活動的になり動きやすくなります。このように活動や落ち着きというのを自律神経といいます。つまり、自律神経は交感神経という興奮する神経、副交感神経というリラックスする神経からなっています。特に現代は交感神経という興奮神経が強く働いてしまいます。そこでリラックスすることが大切になります。

特にものを見ることでリラックスするというのは効果的です。もちろんその時激しい動きではだめなので緩やかな動きがいいわけです。そして見ていて落ち着くような映像が一番です。クラゲの映像がそのお役に立てるでしょう。
リラックス効果・ほっこりとすることによって交感神経が興奮気味の人は自律神経が整います。

自律神経が整うとどのようになるでしょうか?

一番わかりやすいのは胃や腸です。消化管は神経で自律的に支配されているのでそのバランスが崩れると胃や腸の調子が悪くなってしまいます。そのため自律神経が整うことが大切です。目も遠くや近くを見るのは神経によってバランスをとっています。それが崩れると老眼になるので整えることが大切です。胃・腸・目をよくするのにも自律神経は大切なのです。
そのほかにはより良い睡眠・それに伴う美容効果・イライラや頭痛・肩こりも自律神経が整えば自然と落ち着いてくるものです。あなたも自律神経を整えて体全体を整えましょう。

【出典】

『自律神経を整えるクラゲの本』(マガジンボックス)
https://www.amazon.co.jp/dp/4906735916

平松類 PROFILE

医学博士・愛知県田原市出身・昭和大学卒業。現在彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長。テレビ・雑誌・新聞・インターネットメディアなどの取材に精力的に応じ目はもちろん体の全体的な健康について世に情報を伝える。主な著書に『1日5分かけるだけ!100円メガネで視力は回復する!!』(永岡書店)『伝え上手な患者になる!』『本当は医者として教えたくないズルい健康法』(自由国民社)など多数。

見ているだけで自律神経が整う!
クラゲの癒し効果がすごい!!

ふわふわ、ゆらゆら……水族館の人気エリア

「癒される」「ずっと見ていたい」「落ち着く」etc・・・
水族館のクラゲ展示の前ではよくこんな声が聞こえてきます。
ふわふわと独自のリズムで水中を漂い泳ぐクラゲはなんともいえない癒しを私たちに与えてくれます。
なぜ、クラゲに癒されてしまうのでしょう?

科学的に証明されたクラゲの癒し効果

このことについて、日大生物資源科学部が2005~08年、クラゲに関して行ってきた様々な研究があります。
まず2006年入学の海洋生物資源科学科学生のうち144名を対象に、新江ノ島水族館見学を機にアンケートを実施。それは「水族館展示動物の癒しに関するアンケート」というもので、水族館見学の前後に1回行われました。主な設問は好きな動物と癒しを感じる動物を聞くもので、好きな動物は見学前と見学後でそれぞれイルカが最も多く、クラゲの場合はそれぞれ19位、3位、癒しを感じる動物については、見学前はクラゲはイルカに次ぐ2位でしたが、見学後はイルカを抜いて1位に。このことからクラゲに癒しを感じる比率がもっとも高いといえます。こういう点に着目して、2000年代半ばからクラゲの展示に力を知れている水族館が増えているといいます。

現在約50種以上ものクラゲを飼育し、世界最大のクラゲ水族館と称される山形県鶴岡市の『加茂水族館』をはじめ、古くからクラゲの飼育に力を入れ圧巻のクラゲファンタジーホールで訪問者を魅了する神奈川県藤沢市の『新江ノ島水族館』、幅9m、奥行き35mという大空間にいくつもの円筒型の水槽が並び、その中で優雅に泳ぐクラゲたちを音と光で演出するジェリーフィッシュランプを有する東京都港区の『エプソンアクアパーク品川』など、とくに有名です。

このように人の感性においてクラゲの癒し効果があることが分かりましたが、科学的な実験でもそのことが実証されました。
クラゲの映像を収録したDVDを鑑賞した前後に、ストレスを感じると上昇する唾液中の物質・クロモグラニンAの濃度を測定(注1)したところ、鑑賞後には数値が低下することが判明。また脳の血流量からストレスの状況を見る光トポグラフィー試験(注2)からも、クラゲDVD鑑賞後は血流量が減り、ストレスが軽減されることが確認されているのです。同大の広海十郎教授によると「スローテンポな泳ぎや傘の拍動、不思議な形からくる非日常や神秘性が、忙しい現代人の心に響くのでは」と指摘しています。

(注1)
ストレスを感じると分泌される唾液クロモグラニンA(以下Cg A)と脈波を物差しとした測定。被験者の平常時の唾液採取、脈波測定を行い,その後ストレス負荷として計算問題を5分間行い、このストレス負後の唾液採取、脈波測定を行った。その後クラゲのDVDを見てもらい、鑑賞後に再び唾液採取、脈波測定を行う。

(注2)
光トポグラフィーの測定原理は人体に無害な近赤外光を光ファイバーから照射して、大脳皮質(脳の表面)から反射して戻ってくる光を測定することで,脳の血流量の変化を観察するもの。クラゲの静止画、通常遊泳の動画、通常遊泳をコマ送りにした不自然な遊泳の動画の3つの映像の含まれるDVDを15分間鑑賞してもらい、その脳活動を測定。なお,それぞれの映像の前にストレス負荷として暗算問題を入れてある。

【出典】

『クラゲ観賞癒やし効果 脱力系の舞い、時を忘れる』
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20130627-OYTEW51987/

『海洋動物クラゲ類のヒーリング(癒し)効果の科学的検証』
http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~ken-jimuka/H19/H19gakuzyutsukouen/3.hiromi.pdf

なぜ、クラゲの映像で自律神経が整うのか?

また、テレビや多くのメディアで活躍する医学博士で、現在彩の国東大宮メディカルセンター眼科科長の平松類先生はクラゲと自律神経のとの関係をこう指摘します。

目から入る情報は9割ともいわれています。人間は目から入る光によって朝や夜というのを感じています。夜寝るときは体を落ち着かせようとしてよりよい睡眠をとれるようになります。朝、目覚めて光を見ることで活動的になり動きやすくなります。このように活動や落ち着きというのを自律神経といいます。つまり、自律神経は交感神経という興奮する神経、副交感神経というリラックスする神経からなっています。特に現代は交感神経という興奮神経が強く働いてしまいます。そこでリラックスすることが大切になります。

特にものを見ることでリラックスするというのは効果的です。もちろんその時激しい動きではだめなので緩やかな動きがいいわけです。そして見ていて落ち着くような映像が一番です。クラゲの映像がそのお役に立てるでしょう。
リラックス効果・ほっこりとすることによって交感神経が興奮気味の人は自律神経が整います。

自律神経が整うとどのようになるでしょうか?

一番わかりやすいのは胃や腸です。消化管は神経で自律的に支配されているのでそのバランスが崩れると胃や腸の調子が悪くなってしまいます。そのため自律神経が整うことが大切です。目も遠くや近くを見るのは神経によってバランスをとっています。それが崩れると老眼になるので整えることが大切です。胃・腸・目をよくするのにも自律神経は大切なのです。
そのほかにはより良い睡眠・それに伴う美容効果・イライラや頭痛・肩こりも自律神経が整えば自然と落ち着いてくるものです。あなたも自律神経を整えて体全体を整えましょう。

【出典】

『自律神経を整えるクラゲの本』(マガジンボックス)
https://www.amazon.co.jp/dp/4906735916

平松類 PROFILE

医学博士・愛知県田原市出身・昭和大学卒業。現在彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長。テレビ・雑誌・新聞・インターネットメディアなどの取材に精力的に応じ目はもちろん体の全体的な健康について世に情報を伝える。主な著書に『1日5分かけるだけ!100円メガネで視力は回復する!!』(永岡書店)『伝え上手な患者になる!』『本当は医者として教えたくないズルい健康法』(自由国民社)など多数。

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